ビートルズの弦交換方法は間違い?それとも?
- 2018.03.29
- Qactus
- beatles, George, Harrison, John, Lennon, McCartney, Paul, pops, Qactus, Ringo, rock, Starr, アコギ, エレキ, カクタス, ギター, ジョン, ジョンレノン, ジョージ, ジョージハリスン, ビギナー, ビートルズ, ベース, ポップス, ポール, ポールマッカートニー, ロック, 個性, 初心者, 弦, 弦交換, 弦交換ボランティア, 挫折者, 楽器, 楽器店, 楽器挫折者救済合宿, 演奏, 音楽
ビートルズも当然、弦交換をしていた
ギター弦の張り方については
「正しい方法」というのは実は
もちろんあるにはあるのですが
実際はそういうものではなくて
「間違った方法を潰す」という
認識のほうが合っていると思います
つまり個性があっていい訳です
問題は、不都合が生じるような
方法しか知らない人が多いこと
- チューニングが狂いやすい
- 弦が切れやすい
- 交換中に毎回不都合が起きる
- 怪我をするリスクがある
- ギターを傷めるリスクがある
- 音質への悪影響
- 一人でできず人の助けが必要
- 仕上がりが美しくない
- 新しい弦がうまくほどけない
- 古い弦を外す時に苦労する
- ギターの機構を理解していない
- 間違った方法で時間がかかる
- ブリッジピンが抜けてしまう
- ブリッジピンがすぐ傷んでしまう
- 張りたてなのに弦が時々ほどけてしまう
- 交換後、チューニングができない
- 非効率な方法しか知らない
- すぐにペグが故障してしまう
- ペグに逆方向へ巻きつけてしまっている
- ギターを清潔に保てない
- 指板の正しいケアを知らない
- 弦交換に時間がかかりすぎる
- 弦交換が面倒で放置している
- そもそも弦交換ができない
…などといった問題を抱えたまま
ギターと付き合っているのなら
やっぱりちゃんと知ったほうがいい
個人的にはユニークな張り方を
「間違った方法」だとは思いません
上記にさえ該当しなければセーフと
そう思ってますし、個性は大事です
音楽は海なので、なんでもありです
但し上記の問題さえ起きなければね
ビートルズの弦交換事情を分析
実はあのビートルズのメンバーでさえ
よく見ると相当荒っぽい張り方をして
それであれだけの作品を奏でています
たとえばジョンはいつもこんなです
ヘッドの辺り、寝ぐせのように
弦が跳ねているのが見えますね
ペグの根元で弦をカットしておらず
だいぶ大雑把なところで切り落とし
ぴょんぴょん跳ねてたり曲がってたり
お世辞にも上手に張れているとは
言えない状態なのはわかりますね
個人的にはこういうのは結構好きです
不都合さえ起きなければいい訳です
ただ、「そんなふうにしたくなくても
なっちゃう」という人が実際多いんです
ジョンはジョンらしくギターを扱い
結果このスタイルに落ち着いた訳で
ビートルズの各時代の音源を聴いても
ライブ映像を見ても不都合はないので
これはセーフだし個性的でしょう?
さて、一方、ジョージはというと
ヘッドの辺りを見ると無駄な弦は
きれいに切り落とされてるようです
ジョンに比べると几帳面なのかなと
いった印象が垣間見れると思います
まあ、もちろんプロの現場には大抵
ローディという機材スタッフがいて
メンバーが張ってるとは限りませんが
初期からの写真を追っていくとやはり
自分で張っていると思われる時代にも
それぞれの性格やこだわりが垣間見え
ジョージとジョンとの弦交換の様子も
ある程度察することができて面白い
しかしながらジョージも弦を必ず
根元から切り落としている訳でもなく
ニッパーでカットせずに余分な弦を
きれいな輪っか状に巻き上げてます
そのきれいな輪っかの状態からもまた
ジョージの几帳面さは垣間見れます
良し悪しでなく、これは個性なんです
ジョンは大雑把だから弦交換的には
アウトです、と言われないのはつまり
先に挙げた問題が起こり得ない状態で
ギターと付き合えているから、です
ジョンだけでなく他のギタリストでも
このようなラフなスタイルを好む人は
大勢いるし、それぞれに個性があって
正攻法に対するアンチテーゼのような
そういったものの現れだったりもして
「大雑把」とはニュアンスが違います
問題を抱えてギターと付き合っている
ビギナーの皆さんとは別の話なので
混同せずに正しく理解してください
さて、最後にポールを見てみましょう
ベース弦は上記とはまた別の問題があって
カットしないという選択も若干あるのですが
ポールはポールで個性が出ていると思います
こだわりというほど気にかけているようでは
なさそうだし、手際の良さが垣間見れますね
いずれにしても機能として充分な状態で
ギターやベースと付き合えていたからこそ
百戦錬磨の結晶としてここに落ち着いた訳です
ビートルズから学び、弦交換の壁を乗り越える
弦交換に関して何かしらの問題を抱える人たちに
宿っているそれぞれの個性には価値があります
自己流の間違った方法でも、リスクさえなければ
それを無理矢理修正する必要はないし、むしろ素敵だなと思います
「ギター挫折者をゼロにする国際特許・Qactus-カクタス」は、弦交換ができずにギターが続けられないビギナーをも救う、ボランティア活動を行なっています
弦交換ができずにギターが続けられないビギナーの皆さん、もちろんゼロからでよいので
後々困らない方法を知るために一緒に弦交換やりましょう
弦交換ができないことが原因でギターを続けられない人を救う機会を
声が上がればまた皆さんのためにきちんと用意させていただきますので
「また開催されるなら参加したい」という声をメールフォームから送ってください
会場経費は楽器挫折者救済合宿が負担するため無料
- 弦を1年以上張り替えていないギターを持ってる人
- 弦交換がネックでギターと疎遠になってる人
- 問題なく弦が張れているかチェックしたい人
埃まみれのギターをお持ちの皆さんにはメリットしかない催しです
もちろんそういう人が身近にいるという人は
その人のためにも教えてあげて欲しいですし
一人でも多くの「弦交換難民」の方々を救えるよう
このblogページか、あるいはギター弦交換挫折者救済ワークショップ(弦交換ボランティア)
情報拡散協力のほう宜しくお願いします
皆さんのその協力は回り回って社会貢献になる筈です
今回はビートルズの弦交換事情から大切なものを学びました
ギターを楽しく永続できるよう引き続き応援させていただきます
誰でも簡単に弾ける!? 諦めていた“ギター女子”の夢をあっという間に叶える方法|GINGERweb[ジンジャーウェブ] https://gingerweb.jp/lifestyle/slug-n74e12625b74c
最新の投稿を
プッシュ通知で受け取る
-
前の記事
数行 2018.03.28
-
次の記事
カクタスを使ってギターを“指一本で弾くこと”からビギナーは何を得るのか 2018.03.29