楽器演奏、真似事の域を脱したい人へ

楽器演奏、真似事の域を脱したい人へ

社会人のモチベーションには大きな差がある

合宿の現場では参加者のスキルチェックと同時に

モチベーションの度合いを密かにチェックします
 
 
それはどこにも記載しないし、情報共有もしない

主宰の頭の中で勝手に処理される情報なのですが
 
 
それ次第でどこを目指すかが随分変わってきます
 
 
社会人が人生の趣味として楽器を嗜みたいのに

基礎からガチガチに固めていくと挫折しますよね
 
 
 

結局は基礎

という訳で『楽器演奏、真似事の域を脱したい人へ』

これについて今日は言及しておきたいと思ってますが
 
 
どんな楽器にもいえることとして…これは大前提で

みっちり基礎を積まなければ真似事の域は脱しません
 
 
しかしながら恐らくここで期待されている内容は

そこを何とか基礎を避けて真似事の域を脱する方法

みたいなことなのでしょうね…ね、そうでしょう?
 
 
ちゃんと基礎を積もう!で終わらせたいところですが

気楽に楽器を趣味にして人生を明るくしたいという人に

血の滲むような基礎練習を勧めるのも違うと思ってます
 
 
そこから目を背けたら楽器人口なんか増える訳はなく

モチベーションの度合いに寄り添った活路を探る活動を

根気強くコツコツと長年ずっとやってきております

Q-sai@楽器挫折者救済合宿オフィシャルサイト
http://www.q-sai.net/

 
 
 

ビギナーの敵は勝手な先入観

さて、ここからはどれだけ耳を貸していただけるかです

これ次第で皆さんが真似事の域を脱するか二分されます
 
 
パッと聞くと「そんなの何の効果もなさそうだし、無駄だ」と誤解します

この非常に有効な話を心底理解するには、やはりスキルが要るんです
 
 
スキルがないのならば、ここからの助言には素直に従ったほうがよいです

スキルがあるのならば、釘を刺さずとも自ずとその有用さに気付く筈です
 
 
これは皆さんが描く「本物」と「真似事」とを分ける非常に貴重な話です

僕には何の得もない話であり、ここは騙されたと思ってついてきてください
 
 
 

真似事の域を脱する方法・STEP1

まず、自分のお金でそこそこのメトロノームを買ってください

振り子のあるアナログメトロノームで、新品がいいと思います
 
 
次に課題曲のテンポよりも少し遅めにメトロノームを設定し

そのビートに身体を乗せ、丁寧にフレーズを奏でていきます
(皆さんが既に練習に取り組んでいる楽曲のフレーズなどで構いません)
 
 

 
 
これがまずきちんとできているかどうかが重要なのですが

合宿の現場では多くのビギナーがこの単純作業にさえ躓きます
 
 
 
「ズレたことさえ気付かない」という例も珍しくないので

ここはきちんと、一拍さえズレることなく演奏できるよう

確かめながら丁寧に、確実に、クリアしていってください
 
 
一拍のズレが大した問題ではないと捉えてる人は多いです

これが大変な問題だということを肝に銘じてくださいね
 
 
 

真似事の域を脱する方法・STEP2

そこを確実にクリアしたら、メトロノームの設定を変えます

現在のテンポに対し「÷2」の数字が次の段階の設定です

先ほどの図に対し、このようなイメージで演奏します
 

 
先ほどは四分音符で細かくビートが刻まれていましたが

ここからは「聞こえないビート」を明確に感じながら

先ほどと変わらぬ演奏がキープできるよう頑張りましょう
 
 
念のためですが、先ほどの図に新たに出てきた記号は
 
四分休符
 
これ、音楽の授業でもやった四分休符というやつです

先ほどビートがあった場所にこれが入れ替わった形です
 
 
ビートは聞こえなくなった筈ですが確実に存在する「間」

それが休符です…単純に「休む」とは違うので要注意
 
 
そんなこんなでこのトレーニングを丁寧に積んでください
 
 
我が合宿の現場を経て、この例の圧倒的な傾向としては

先ほどの演奏と比較してほぼ100%の人が、ハシります

つまり先ほどの演奏よりも速くなり、前倒しにズレます
 
 
これも徹底的に丁寧にクリアする練習を積んでください

難しいですが真似事の域を脱するには不可欠な方法です
 
 
 

真似事の域を脱する方法・最終STEP

さて、これが確実に難なく演奏できるようになったら

仕上げに少々トリッキーな練習に突入していきます
 
 

先ほどの図に似ていますが、休符と音符が逆になりましたね

メトロノームを「ウラ」で感じながら何ごともなく演奏します
 
 
入り方さえ間違わなければよいのですが、ハードルは高いです

聞こえるメトロノームのビートは「2拍目」か「4拍目」です
 
 
聞こえてくるビート「・  ・  ・  ・  」に対し

まず手始めに「2  4  2  4  」というふうに声を発し

その隙間つまりウラにあたるタイミングで「2 3 4 1 2 3 4…」と

カウントできるようになってから楽器を持って練習します
 
 
…と、物凄く簡単にできるふうな言い方をしましたが

こんなふうにメトロノームをウラで感じながら演奏するには

明確な「パルス感覚」が身体に宿っていないと実現不能です
 
 
パルスという言葉が出ました…小難しい話はすっ飛ばしますね
 
 
つまり段階を追った末の最後の図のような状態をキープして

同じ状態で演奏できるようにすることでパルス感覚は宿ります
 
 
この「パルス感覚」こそが音を生き物に変える要素なのです
 
 
真似事の域を脱しないプレーヤーににグルーヴは宿らない

つまり、このトレーニングを大真面目にクリアした人が勝ち

テクニック云々以前の真似事の域を脱した勝者となります
 
 
もしもこのレクチャーが難しいと感じた人は僕のblogを見て

いつどこに出没するかチェックしつつ、会いににきてください

近いところでは2〜3月「弦交換ボランティアの旅」がいいかも
 
 
もちろん合宿に来るのが一番確実ですが、そういう線も含め

何より自身のためにこの3つのステップをクリアしてください
 
 
 

プロの現場ではその更に上の弱拍を掴んでいる

また、このトレーニングには更に高みのステップがあり

たとえばレコーディングでグルーヴを出したい時などは

メトロノームの設定を4分音符つまり一番最初の状態に戻し

各拍のウラ、つまり8分音符上の偶数で取るようにします
 

 
これはさすがに修練が要るのと、我が合宿の現場でもほぼ

きちんとクリアできた人は居ないので無理強いはしません
 
 
しかしながらこれがクリアできれば真似事の域を脱した感が

自身にも、あるいはそれ以上に聴き手側に伝わると思います
 
 
「グルーヴの正体」については本日中に開発者blogのほうに

ガッツリと書いてアップするので待っててくださいね
 
 
 

[情報拡散にご協力下さい]2〜3月開催決定!
『弦交換ボランティアの旅 Powerd by Q-sai@楽器挫折者救済合宿』
ギターの弦交換でお困りの皆さんを主宰・きりばやしひろきが救済に伺います。
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