一年後
- 2018.06.15
- Qactus
今日でちょうど一年。
今もなお世界の国々からの問い合わせが絶えず、対応しきれない状況にあります。
多くの国々からの要請に対しては「そのうち行くから待っててくれ」といった感じで、うまくコントロールできていると思います、たぶん。
思い描いていた一年後とは違う、日本国内がまだまだ納得のいくような状況ではないというのが実感。
開発当初から想定してきた偏見や先入観という敵はなかなか手強いぞ、といった感じです。
一年前からずっと言ってきた「これまでに世になかったもの」ゆえの難しさ、であります。
ビギナーのほとんどを挫折に追いやってきた従来の初級者ギターメソッドに対し、QactusとTrial-16が確かな力となること。
それとは裏腹に、これを必要とするビギナーのほとんどはまだまだそれを知らず、ただただ挫折し続けているのが実情。
そんな中、幾多の検証に基づいたこの新しい初級者ギターメソッドが、実際に多くのビギナーを救い始めています。
数十年それ一本だった従来の初級者ギターメソッドが如何に無茶なものだったかということに、徐々に世の中が気付き始めるでしょう。
納得のいく状況になるまではまだ時間がかかりそうだし、それを成すまではここのユルい日記を書いてる気分でもなく。
そんな経緯で、挫折していくはずのビギナーのほとんどが救われている、と実感できるまでは、ここの日記はお休みです。
音楽から沢山のものをいただいてきた我々ミュージシャンは、音楽に対して恩返しをする義務がある。
音楽に興味を持ったのに挫折していく無数の人たち、それを救うことが僕にとっての音楽への恩返し。
ひとりでも多くの人に、この新しい初級者ギターメソッドの有用性を、正しく知って欲しい。
開発者ブログが一番の助けになると思うので、勘違いしている人がいたら教えてあげてね。
http://qactus.jp/blog/
引き続き、公演仕事を断ち、ここの日記も断ちながら、命をかけて取り組んでいくことになります。
同時進行で書籍執筆をはじめ様々な案件にも追われてますが、プライオリティはやはり一年前と変わらず。
ここの日記がまた動き出す頃には、きっと世界中で無数のビギナーが救われていることでしょう。
世界約200カ国、この生涯でなんとかするためには、とにかく一日も早く日本国内を何とかしないと。
200〜300年も生きられたら、ここのユルい日記も連日書けるんだろうけど…いや、300年でも足りないか。
視野にあるのはギターだけじゃないし、それぞれの楽器事情も業界全体、世界各国ごとに課題は山積みだし。
そんな事情なので、引き続き闘ってきます、あと数十年。ん、やっぱ短いな、人生って。
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